ご挨拶
PVC NEWS読者の皆様、いつもご愛読ありがとうございます。塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)事務局長の小野です。
今号からPVC NEWSの編集方針を一新いたしましたのでその考え方についてご紹介させていただきます。
これまでのPVC NEWSはテーマを設けてそのテーマに沿った取り組みを2~3取材して技術的背景などを深く考察した記事を作成し皆様にお届けしていました。また、インフォメーションにおいても塩ビの商品開発や上市等の情報を提供することを主としていて、JPEC会員団体やその会員企業等の旬な活動についてはさほど紹介してきていませんでした。
PVC NEWSはJPEC紹介にありますように塩ビの川上から川下の各団体で構成されており、またその各団体の会員企業が協賛企業となっている組織の機関紙であるため、深堀した情報を提供することに特化するよりももっと幅広い旬な活動情報やイベント情報、塩ビ産業をとりまくさまざまな情報や取り組みを気軽に読める方が読者の皆様の関心をより引くものになるのではないかという考えに沿って、編集体制を刷新し、今号の発刊に至りました。
1年くらいこの編集方針でPVC NEWSを提供し、読者の皆様方の声もお聞きした上でその後の対応を考えていきたいと思っています。
よりよい紙面をご提供できるように皆様方の忌憚のないご意見、ご感想等よろしくお願いいたします。
塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)紹介
塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)は1991年10月24日に塩化ビニルリサイクル推進協議会(JPRPC)として、塩化ビニル工業協会、硬質塩化ビニール板協会、日本ビニル工業会、塩化ビニル管・継手協会の4団体で発足
リサイクル法(再生資源の利用の促進に関する法律)の施行に伴い、業界として率先して塩ビボトル、卵パック、塩ビ管残材のモデルリサイクル活動を推進。1997年5月にリサイクルだけでなく環境問題への対応を目的とし塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)と名称を変更し今日に至る
現在正会員は5団体(塩ビ工業・環境協会、日本プラスチック板協会、日本ビニル工業会、塩化ビニル管・継手協会、日本カーペット工業組合タイルカーペット部会)、及び賛助会員2団体(可塑剤工業会、日本無機薬品協会塩化ビニール安定剤部会)からなりその会員団体の会員企業は2025年10月現在71社
主な事業は
- 調査・再資源化事業
- 塩ビ製品に使用される可塑剤や添加剤など化学物質管理に関する動向調査並びに再資源化の市場動向やリサイクル技術などについて情報収集
- 広報事業
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① PVC NEWSの発行
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1992年6月から年4回(3月・6月・9月・12月)2017年度からは年3回(7月・11月・3月)の発行
バックナンバーは巻末に記載URLのJPEC HPに掲載
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1992年6月から年4回(3月・6月・9月・12月)2017年度からは年3回(7月・11月・3月)の発行
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② 展示会への出展
- 東京ビックサイトで毎年開催している国内最大規模の環境イベントである「エコプロ展」に塩ビ工業・環境協会と共催し出展
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③ その他
- 今年度からSNSによる広報及び掲載された漫画による塩ビの豆知識を小冊子にまとめイベント、出前授業等で配布
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① PVC NEWSの発行
