広報だより
軟質塩ビシートを使った茶室 つつみの間 ―透(sui)―
10月1日~2日、ニュイ・ブランシュKYOTO(京都市の現代アートの祭典)が開催され、この会場の一つ/白川親水テラスに塩ビシートによる茶室作品が出展されました。
作成したのはスペースデザインカレッジの学生たちです。
川に浮かぶ茶室
テーマは【人を隔てるものから人が集まるものへ】。コロナ禍で街に溢れた塩ビは私達を守ってくれる身近な素材となりました。しかし、逆に塩ビが「人と人を遠ざけるもの」という後ろ向きな印象があることは否めません。そこで、この印象を払拭し、塩ビで人と人の繋がりを生む空間(茶室)を実現したいというコンセプトで作品を立案。曲げることができる透明な素材/塩ビシートで人を包み込む形状とし、景色や川の流れを感じながらお茶を楽しめる茶室が完成しました。