無公害焼却プラント研究の最新報告
シミュレーションテストで都市ガス並高カロリーガス回収に見通し
研究では、「試料の組成は塩ビ20〜50%、ポリエチレン50〜80%。処理量5トン/hで連続運転を行った場合」という条件設定に基づき、まず350℃で熱分解して塩化水素を回収した後、次の分解温度をこれまでの750℃から1000℃まで引き上げてガス化を行うという方法を検討してみました。しかし、この方法ではあまり効果を期待できないことが分かりました。