●「京都水道展」で塩ビ管の信頼性をPR。 耐久性試験の結果報告も (塩化ビニル管・継手協会)
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塩化ビニル管・継手協会のブース |
塩化ビニル管・継手協会は11月9日〜11日まで、みやこめっせ・京都市勧業館で開催された「2016京都水道展」(主催:一般社団法人 日本水道工業団体連合会、後援:公益社団法人 日本水道協会、京都市他)に出展しました。
今回の水道展は「耐震化・更新を実行し、続けよう水道の信頼を!!」がメインテーマで、協会のブースでは、離脱防止金具付きRRロング管や、長期間使用された配水・給水管(下の写真)などの展示により、塩ビ管の優れた耐震性や耐久性を紹介。塩ビ管がテーマどおり社会の信頼に応えられる製品であることをアピールしました。
また、同時開催された水道研究発表会では、協会が第三者試験機関に委託実施した「水道用RR塩ビ管の耐久性評価試験」の結果が報告され、24年〜43年の長期使用品でも引張強度、伸び、衝撃、浸出性等の性能に低下は認められず製造時の規格を満たしていたこと、使用年数による性能差もほとんどなく40年を超えても十分に使用可能な状態であること、などが参加者の関心を集めました。
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注目を集めた展示品の数々。 ❶離脱防止金具付きRRロング管。伸縮性は実際に手で触れて確認 ❷43年間使用の配水管(右)と52年使用の給水管 ❸41年間使用(上)と32年間使用のRR配水管 ❹衝撃に対する性能を大幅に強化したHIVP管のサイズ別サンプル |
●「いい樹脂の日 2016」 に協賛出展。 PVCアワード受賞作品を紹介(塩ビ工業・環境協会)
11月14日「いい樹脂の日」を記念する展示・体験イベント「いい樹脂の日2016」が11月10日〜12日まで、中央区京橋の東京スクエアガーデンで開催され、プラスチックを知ろうという人々で賑わいました(協賛=塩ビ工業・環境協会、日本プラスチック工業連盟、プラスチック循環利用協会、PETボトル協議会)
このイベントは、プラスチックみらい研究会(西奈緒美会長)が、明治大学商学部・高橋ゼミと2年前から共同開催しているものです。今年は「もしもプラスチックがこの世からなくなったら…」をテーマに、@学生から募集した写真・イラストの展示、Aプラスチックのない生活の不便さを実感できる企画展示とミニ映画の上映、B3Dプリンターによるキャラクター造形、Cイベントがきっかけで誕生した「プラスチックいろ・あるかるた」大会、など盛りだくさんの内容で、プラスチックの優位性と貢献度をアピール。プラスチック素材に対する来場者の理解を高めました。また、昨年に続いて出展した塩ビ工業・環境協会も、過去のPVCアワード受賞作品を展示して、その多彩なデザイン性を紹介しました。
●東京家政大学のファッションショーに
PVC製デザインアクセサリー登場
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血液バッグを付けたナース衣裳 |
10月22〜23日に東京板橋区にある東京家政大学の学園祭「緑苑祭」にてファッションショーが行われました。
このファッションショーは服飾学生を中心に行う学園祭の最大イベントです。
今年のコンセプトは「纏ふ」(matou)
私たちは毎日様々な動作により服を身に纏っています。
例えばジャケットを羽織って、ボタンを留めて、帽子を冠り、マフラーを巻き靴を履いて、靴ひもを結ぶなど「羽織る・留める・冠る・巻く・履く」の五つのテーマに沿った様々な自作衣裳がステージを彩りました。
今回総勢315名の服飾学生が一丸となって広報、企画、運営などを行い、ショーを演出しました。
モデルも素人の学生たちです。この日の為にウォーキングやポージングなどを練習したそうです。
衣裳も細部までこだわった作りで、クオリティーも高く、パワー溢れる創造力と優れた感性が観衆に届きました。
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デザイン血液バッグ |
今回日本ビニル工業会が協力したのはナース衣裳のアクセントとなるPVC製のデザインアクセサリーです。一見、血液バッグを彷彿させるユニークな小物です。
服飾学生からの依頼で定岡デザイン研究所様にもご協力して頂き腰、腕、太ももに付ける5種類のアクセサリーを製作して産学協同作品として提供しました。
3年前にもPVCシートと蛍光塗料を提供して学生が色鮮やかなスカートの作成に協力しました。
今後ソフトPVC素材が身近な衣裳などの分野にも幅広く展開されればと思います。
【日本ビニル工業会 鈴木 環】
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