■塩化ビニル管・継手の普及・啓発活動、28年度計画まとまる
28年度の塩ビ管普及・啓発活動計画がまとまりました。協会では、25年度からの3カ年計画で76カ所(385部署)の自治体を訪問。RRロング等の管耐震性訴求(上水道)、未普及地域の解消(下水道)、使用実態の把握(農業用水)などを進めてきましたが、28年度は3カ年の成果を踏まえた上でピンポイント的に地域を絞り込み、普及・啓発の効果を上げていく方針。特にこれまで遅れていた農業用水については「しっかり実態調査してニーズの把握に努める」計画です。概要は次のとおり。
■ 水道 耐震性の観点から東日本大震災以降も塩ビ管を採用している自治体(宮城、福島、茨城県の8自治体)を訪問し情報収集と意見交換を行う(28年11月〜29年1月頃)。その結果をまとめ、塩ビ管の使用実態と利点を他の自治体に周知する(29年5月末まで)。
■ 下水道 国土交通省が推進している「下水道クイックプロジェクト」のモデル自治体等を訪問し、実情や問題点を把握する(28年11月〜29年1月頃まで)。その結果をまとめ、塩ビ管の利点を他の未普及地域の自治体に周知する(29年5月末まで)。
■ 農業用水 塩ビ管の使用実態を複数の自治体への訪問ヒアリングにより把握する(28年11月〜29年2月頃まで)。その結果を踏まえ効果的な普及・啓発活動策を検討(29年5月末まで)
■ その他 水道、下水道、農業用水別に塩ビ管の特長、利点を説明した改訂版「普及・啓発用パンフレット」を作成し全国の自治体に配布する。自治体向けの講習会等も随時実施。
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