2016年3月 No.96
 

「PVC Design Award 2015」展示会の会場から

東京、名古屋、大阪、福岡で開催。独創的作品に来場者注目!

東京会場の模様 PVC Design Award 2015
東京会場の模様  

■ 軟質塩ビの特徴を生かしたフレッシュな作品を集めて

 軟質塩ビを素材にしたものづくりコンテスト「PVC Design Award 2015」の受賞作品を集めた展示会が、東京(11月19日〜20日、港区六本木・AXISギャラリー)、大阪(2016年1月25日〜26日、大阪メルカート会館)、名古屋(1月28日、三協化成産業竃{店)、福岡(2月2日、アクロス福岡)の4都市で開催され、軟質塩ビの特性を生かした独創的でフレッシュな作品の数々に、来場者(デザイン業界やメディア関係者、業界関係者など)の注目が集まりました。

   
「これは面白いな」
外国人も注目(東京会場)
  「どんな作り方をしてるのかな?」
「どれどれ」(大阪会場)
  大阪会場には塩ビ加工業界の関係者がおおぜい来場しました。

軟質塩ビによるモノづくりの面白さ、デザイン力の多様性などを紹介

 
名古屋会場   福岡会場

 回を重ねるごとに関心が高まる「PVC Design Award」。展示会は、そんな関係者の注目に応えるため、大賞受賞作をはじめとする主な作品を集めて、毎年公開しているもので、今回は、全応募作品272点の中から、大賞2点、優秀賞3点、入賞17点、さらに受賞は逃したものの評価の高かった作品など約50点をピックアップ。およそ2カ月半を掛けて4都市を巡回し、ソフトPVCによるものづくりの面白さやデザイン力の多様性、さらには社会の安全にも貢献する塩ビの可能性などを紹介しました。

 
大賞受賞作品「テトラサーバー」(潟iショナルマリンプラスチック・ノリノリデザインプロジェクトチームの作品)。災害時の簡易型水タンクとして期待される「避難所における現代の水がめ」。   同じく大賞受賞作品「日立 ラップ ブルータイプ」(日立化成梶E渡邉敬嘉氏の作品)。食品への異物混入リスクに対応する青色業務用食品ラップフィルム。
   
優秀賞を受賞した作品3点。左から、防災レインコート「mo shi mo(モ シ モ)」(横山友美氏の作品)、子供の安全を守る製品設計を補助するマネキン「KIDS DESIGN TOOLS 3D キッズモデル」(〈公社〉日本インダストリアルデザイナー協会・久永文氏の作品)、震災時の天井落下に対応した安全膜天井システム「リフォジュール 膜天井アコースティックシートタイプ」(フクビ化学工業梶E川又周太氏とリフォジュール梶E飯島潤氏の共同作品)。
     
     
     
こちらは入賞作品の数々。詳しくは「PVC Design Award」の専用サイトで。