JPEC・APVN・GVC合同セミナー開く
塩ビをめぐる海外の動向−米欧亜などの塩ビ関係者9人が最新情報を報告
|
上の写真左はVECの関専務理事(司会)と、歓迎の言葉を述べたJPECの鈴木運営委員長 |
北米、ヨーロッパ、中国、アセアン地域などにおける塩ビ関連動向をテーマにしたJPEC・APVN・GVCの3団体合同セミナーが、10月27 日の午後1時から、東京都中央区のトラストシティ カンファレンス・京橋で開催され、9人の講演者が各地域の最新情報を報告しました。
|
●リサイクル・環境対応などで注目の報告
|
|
|
|
|
N・チューンハユサ氏 |
|
ガンディ・クワンディ氏 |
|
アルナ・クマリ氏 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
クラーク・チャン氏 |
|
キャシー・ワン氏 |
|
ソフィ・マクミラン氏 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ブリジット・デロ氏 |
|
リチャード・ドイル氏 |
|
エイニア・カラン氏 |
|
セミナーは、10月27日〜28日にかけて、APVN(Asia Pacific Vinyl Network)総会とGVC(Global Vinyl Council)のマネージメント会議が東京で開催されたのに合わせて企画されたもので、9人の講師がそれぞれの地域・国における塩ビ市場や新製品開発の動向、関連規制(REACH、RoHS、米国内規制など)の状況と影響、可塑剤・安定剤等の動向、さらにはリサイクル・環境対応やイメージアップ戦略などについて、最新の情報を提供。
好景気を背景にパイプや窓枠などの需要拡大が続く中で、リサイクルのチャネル作りに取り組むインド、生産過剰傾向で輸出に力を入れる一方、政府の環境政策により生産技術の改良が迫られている中国、欧州では2025年までにリサイクル可能な廃棄物の埋立禁止が決定している中、VinylPlusプロジェクトに沿って5つのチャレンジ(ループリサイクリングの推進など)に取り組む。持続可能な塩ビをめざして健康安全、炭素の排出削減などに取り組むVI(米国塩ビ協会)などの報告に関心が集まり、活発な質疑応答が交わされました。
講演会のプログラムと報告
- アセアン地域
- 持続可能なPVCに向けたアセアン協同の取り組み
ナムサック・チューンハユサ氏(アセアン・塩ビ協会事務局長)
- インドネシア最新報告2015
ガンディ・クワンディ氏(PTアサヒマス·ケミカル部長)
- インド
- インドのPVC市場はなぜ無限なのか
アルナ・クマリ氏(リライアンス・インダストリーズ上級部長)
- 台湾
- 台湾最新報告2015/11/23
クラーク・チャン氏(台湾プラスチック副部門長)
- 中国
- 中国のPVC市場概観とZHENGBANGの対応
キャシー・ワン氏(ZhengbangTechnology・プロジェクト総括責任者)
- オーストラリア
- オーストラリア最新報告
ソフィ・マクミラン氏(オーストラリア塩ビ協会専務理事)
- ヨーロッパ
- ヨーロッパの塩ビ産業
ブリジット・デロ氏(欧州塩ビ製造者協会専務理事)
- 北米
- 塩ビのサステナビリティ2015
リチャード・ドイル氏(米国塩ビ協会専務理事)
- Vinyl Is Beautiful everyday, everywhere
エイニア・カラン(カナダプラスチック工業協会事務局長)
|
|