塩ビものづくりコンテスト2011 展示会レポート
東京・名古屋・大阪で連続開催。来場者を楽しませた創意あふれる作品の数々
「塩ビものづくりコンテスト2011」の各賞受賞作品などを一般に紹介する展示会が、東京、名古屋、大阪の3都市で連続開催され、ファッショナブルな日用グッズや斬新な発想の実用製品など、創意あふれる作品の数々が来場者を楽しませました。 |
受賞作品を並べた会場は、さながらデザインのお花畑
●受賞作を中心に約50点を公開(東京会場)
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東京会場のプロデュースは
デザイナーの熊谷彰博氏 |
展示会が開かれたのは、東京が7月7日〜9日(港区六本木のAXISビル・ギャラリー「シンポジア」)、名古屋が13日(三協化成産業(株)名古屋本店)、大阪が19日((財)大阪科学技術センター)の順。
このうち東京の展示会は、受賞作品を中心に、選には漏れたものの高評価を得た作品など約50点を公開したもので、デザイン業界やメディア関係者、一般の親子連れなどで連日のにぎわいを見せました。
●デザインが塩ビの新しさを生み出す
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これは何に使うのかな? |
白を基調にしたモノトーンが美しい会場では、展示作品を手にとって興味津々の表情で眺め入る子どもたちや、家族と一緒に自作の作品の前で記念写真を撮る受賞者の姿なども見られましたが、塩ビフィルム製の「まっしろな付箋」(上の写真、中段左から3番目)で特別賞を受賞したデザイン事務所の関係者は、「デザイナーにとって塩ビの魅力は加工性と着色性のよさ。その特性を生かしたデザインを纏わせると、予想外の新しさが塩ビから生まれる」と、製作者としての実感をひと言。
名古屋、大阪の両会場も同様の盛況を呈し、展示会の担当者も「各地の展示会を通じて多くの方々と触れ合い、改めて塩ビの可能性が広がったと感じる。このコンテストが今後も継続し、日本のものづくり活動のきっかけになることを願う」と手応えを語っていました。
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