日中で最大4.6℃の温度差‐断熱性能実測調査の結果から
(ケムネット東京の記事から引用)
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大臣室に設置された樹脂サッシ |
環境省が実施した断熱性能実測調査は、昨年10月に樹脂サッシ内窓を施工したオフィスのうち、冬場の外気の影響が大きい23階北側の部屋(暖房なし)について、内窓を長時間開け放しにした場合と閉じた場合、それぞれの室温を測定し、その温度差から樹脂サッシの断熱効果を明らかにしたもの。試験期聞は1月15日〜21日の1週間。
調査結果によると、樹脂サッシを開放し続けた場合の日中の平均室温は20.7℃だったのに対し、閉じた場合は23.4℃と、樹脂サッシの施工によって平均2.7℃の断熱効果が得られること、さらにピーク時にはその温度差が4.6℃にまで広がることを確認。また、夜間の温度差も平均で3.6℃、外気温が最も下がる時間帯では4.7℃に達するなど、樹脂サッシの優れた断熱性能が改めて実証された形となっています。 |