■プロフィール 古崎 新太郎(ふるさき しんたろう) 東京都出身。工学博士。昭和35年東京大学工学部卒。同39年マサチューセッツ工科大学大学院化学工学専攻、修士課程修了。東洋高圧工業(現三井化学)を経て、東京大学大学院工学研究科教授。平成10年九州大学大学院工学研究院教授、同13年から崇城大学工学部応用生命科学科教授。平成8年度化学工学会会長。平成15、16年度日本膜学会会長。
平成12年日本学術会議会員に選出され、化学工学研究連絡委員会の第18期委員長を務める(任期3年)。動植物バイオの研究で世界的に知られる。化学兵器禁止機関(在ハーグ)化学諮問委員会委員。主な著書に、『工学のためのバイオテクノロジー』(講談社サイエンティフィク)、『移動速度論』、『バイオ生産物の分離工学―化学工学のフロンテア』(培風館)、『Expanding World of Chemical Engineering』(Taylor & Francis Group)などがある。平成7年化学工学会学会賞、池田亀三郎記念賞受賞。