特集/急ピッチで進む、塩ビ管・継手のリサイクル
全国46ヵ所にリサイクル拠点を整備
中間受入場24ヵ所、リサイクル協力会社は17社/22拠点に
リサイクル率も44%に
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塩化ビニル管・継手協会による塩ビ管・継手のリサイクルが急ピッチで進んでいます。
この取り組みは、使用済み製品(リサイクル材)の受け入れから再生管の製造・販売までを含む、世界的にも例のない一貫リサイクルシステムの構築をめざすもので、平成17年度までに“パイプからパイプ”への「マテリアルリサイクル率80%」を実現することが当面の目標。
協会では現在、この目標達成へ向けて、リサイクル拠点(使用済み製品の中間受入場と、再生原料や再生管の製造を担当するリサイクル協力会社)の整備を進めていますが、中間受入場については、4月以降に新設された13ヵ所を加えて、既に全国24ヵ所に設置を完了。また、リサイクル協力会社の数もこの7月時点で17社/22拠点に拡大し、これに伴って、リサイクルされる使用済み塩ビ管・継手の量も年間およそ1万5,600トン(排出量3万5,500トンの44%)と、着実に実績を上げてきています。
協会では、今年度中にさらに4ヵ所の中間受入場を開設して、全国50ヵ所にリサイクル拠点を整備する計画で、資源循環型社会の創造へ向けた塩ビ管・継手のリサイクル事業は、各県1拠点体制の実現により更に大きな前進が期待されます。 |
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