一方、リサイクルの取り組みについても、塩ビの有効利用と環境負荷の低減をめざして様々な技術開発が進行中であることが各国から報告されました。
また、新技術の実用化に向けた試験研究の事例についても、VECおよび欧州塩ビ製造者協会(ECVM)から報告があり、GVC閉会後の10月13日には、日本におけるフィードストックリサイクルの実例として、使用済み塩ビの高炉原料化設備の見学会が日本鋼管(NKK)京浜製鉄所で実施されました。
NKK、VECなどが共同で開発を進めているこの新技術に対する各国の関心は非常に高く、見学会に参加したアメリカ、タイ、台湾、韓国などの関係者からは、設備の技術面や経済面などに関して熱心な質問があい次いで出されました。
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