1997年9月 No.22
 
 

● レポート/塩ビ『自然となかよしアートコンテスト』の表彰式・入選作品展

 
  首都圏の小学生を対象に自然をテーマにした塩ビシートの貼り絵を募集した、塩ビ『自然となかよしアートコンテスト』の表彰式と入選作品の展示会が8月30日11時から、東京池袋のサンシャインシティで開催されました。
  式には人選した小学生とその家族などおよそ100名が出席。始めに当協議会の竹内進広報委員長が主催者挨拶を行った後、審査員を務めた日本大学芸術学部教授の有地好登氏と、放送作家で「ノッポさん」としておなじみの高見映氏が審査経過を報告し、200点を超える応募作の中から見事最優秀作品賞に選ばれた小高広貴くん(低学年の部)と浅見博貴くん(高学年の部)ら40名の人賞者に賞状と賞品が手渡されました。
  会場に展示された40点の人選作は、「自然から受けた感動を素直に表現した天真燭漫な力作ぞろい」という有地氏の講評どおり、夏休みに行った海や山での体験、田舎の風景など、どれを取っても彩り豊かな明るい作品ばかり。式の最後にはノッポさんの楽しいパフォーマンスも披露され、参加した親子は入選の喜びの中で夏休み最後の1日を楽しんでいました。人賞者の主な顔ぶれは次のとおり。
 
 <低学年の部>
 最優秀作品賞
   小高 広貴(埼玉・南浦和小3年)
 優秀作品賞
   鈴木 聖(東京・南つくし野小1年)
   宮崎 悠未(埼玉・上福岡第六小1年)
   中村 紗里(神奈川・入船小2年)
 佳 作 16名
 
 <高学年の部>
 最優秀作品賞
   浅見 博貴(埼玉・藤沢東小5年)
 優秀作昌賞
   福田 諒子(東京・小日向台町小4年)
   三木 泰樹(神奈川・六つ川台小4年)
   明星 敏之(東京・小宮小6年)
 佳 作 16名
 
 

● 静電分離装置の記者見学会開く

 
  当協議会の塩ビボトルリサイクルワーキンググループが開発した、塩ビとPETの混合フレークを99.99%の高純度で分離する静電分離装置のマスコミ現地見学会が6月17日午後、大阪府摂津市の鍾淵化学工業(株)大阪工場で開催されました。装置の実証試験の模様を記者自身の目で確認してもらおうというもので、当日は化学・工業専門紙の記者、および当協議会から日本ビニル工業会の高木康雄専務理事ら計11名が参加。参加者の間からは「いいものができた」と好意的な感想が多く聞かれ、装置の内容が参加者の評価に適ったものであることを感じさせました。