2019年3月 No.106
 

「持続可能な社会づくり」に貢献する塩ビをPR

アイデアこらした展示が人気−「エコプロ2018」に出展

写真

 塩ビ工業・環境協会(VEC)と塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)は、昨年12月6日〜8日、江東区有明の東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2018」(主催=一般社団法人 産業環境管理協会/日本経済新聞)に共同出展。「持続可能な社会づくり」を支えるエコ素材・塩ビの底力をPRしました。

 

● SDGs時代の塩ビの役割

写真

クイズラリーでペンケースなどの塩ビグッズをゲット

 「エコプロ」は、環境関連の最先端技術やサービスを紹介する国内最大級の展示会。20回目となる今回は「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」をメインテーマに開催され、3日間で16万人を超える人々が会場を訪れました。
 期間中、塩ビのブースではエコプロのメインテーマと連動する形で、『持続可能な社会づくり』に貢献する塩ビの有用性をアピール。ブース内に4つの質問コーナーを設け、クイズラリーを楽しみながら、塩ビの省資源性や耐久性、リサイクルしやすさなどが理解できるよう工夫を凝らした展示企画が、来場者の人気を集めました。会場には、環境学習を目的とした小中学生のグループも多数訪れ、クイズの答えをクラスメイトと考えたり、実際の塩ビ製品に触れて様々な発見をしたりして、SDGs時代の塩ビの役割に理解を深めていました。

■SDGs(Sustainable Development Goals)とは

 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発ための国際目標」。国連加盟193カ国が2016年〜2030年の15年間で達成をめざす17のゴールと169の ターゲットを定めたもので、17のゴールには「健康的な生活の確保」「安全な水とトイレの確保」「産業と技術革新の基盤づくり」「住み続けられる街づくり」「持続可能な消費と生産」、「気候変動の緊急対策を講じる」などが含まれる。

なるほど塩ビ。4つの質問コーナーをめぐって、塩ビがわかった!

金型からの抜き出し工程 金型からの抜き出し工程

40%の石油と60%の塩で作られる塩ビ。省資源でエコな、塩ビならではの特性を、原料 の原塩や塩ビ管などの製品で紹介。

金型からの抜き出し工程 金型からの抜き出し工程

着色、加工しやすく、軟らかさも自在に調節できる塩ビは、長靴やホース、血液バッグ、食品サンプルなど、様々に姿を変えて活躍しています。

金型からの抜き出し工程 金型からの抜き出し工程

塩ビが丈夫なのは、錆びず、燃えにくく、紫外線や 酸・アルカリにも耐えるため。41年埋設されたパイプも、まるで新品のようにピカピカ。

金型からの抜き出し工程 金型からの抜き出し工程

劣化が少なく耐久性がある塩ビは、リサイクルしやすい素材。再生パイプをはじめ、床材、遮音材、安全マットなどにリサイクルされています。

こんな塩ビ製品も注目を集めました

写真

室内の省エネに。ブラインド

写真

火災から守る耐火パイプ

写真

ターポリン救護担架

写真

アップサイクルバッグ