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塩ビ卵パックの回収実テスト状況
−岡山市民生協東川原店など3所で実施
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「PVCニュース」第3号(1992年12月)で、岡山生協東川原店の協力により塩ビ卵パックの回収実験がスタートしたことをご報告しました。今回は、同店以外の事例も含め、これまでの卵パックの回収状況についてご報告します。
いずれのケースでも、回収拠点のご協力で異樹脂材料、ホッチキスやバーコードのついた不良品の比率は低かったものの、回収運賃はスクラップ価格を大きく上回っています。塩ビ卵パックリサイクルワーキンググループでは、回収システムの合理化を目標に、今後も回収テストを継続していく予定です。
(1)岡山市民生活協同組合 東川原店(岡山県岡山市東川原)
期 間 平成4年10月〜平成5年1月
回 収 量 136.1kg(41ケース)
良 品 率 93.9%
平均回収運賃 353円/kg
(2)サニースーパーチェーン コバヤシ西長野店(長野県長野市市場)他
期 間 平成4年10月〜平成5年1月
回 収 量 71.3kg(31ケース)
良 品 率 88.4%
平均回収運賃 181円/kg
(3)東金GPセンター(千葉県東金市)
期 間 平成3年10月〜平成4年5月
回 収 量 1,564kg(377ケース)
良 品 率 89.8%
平均回収運賃 181円/kg
なお、リサイクルに適する良品は粉砕処理をした後、再生原料として1,150kgを再生業者へ売却しました。また、平成4年5月以降の回収品についても、現在、再生方法を検討しています。
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