2005年12月 No.55
 
 

★ 塩ビ副読本『環境最前線』に、全国の中学・高校から大きな反響

 
  塩ビの特徴や用途、環境問題などを分かり易く解説した教科書副読本『環境最前線〜あらたな発見生活と塩ビ』が、いま、全国の学校教育の現場で「目からウロコ」の教材として活用されています。
 『環境最前線』は、中学・高校の生徒たちに塩ビを正しく理解してもらうために、教育図書?、塩ビ工業・環境協会及び塩化ビニル環境対策協議会が協力して制作したもの。去る9月、全国17,000の中・高校で環境教育を担当している先生方に向けて、ワークノート(学習帳)と併せて発送したところ、「塩ビが我々の生活に欠かせない存在であることに改めて気づいた」「塩ビ製品の知識が深まり塩ビのイメージが変わった」「目からウロコの部分をたくさん学ぶことができた。今後の学習指導に生かして行きたい」などの反響が続出。追加注文の依頼も多く、今後、塩ビに関する正確な情報を提供する教材として、大きな力を発揮するものと期待されます。
 
 

★塩ビ管のリサイクルレポートに「最優秀ポスター発表賞」(SB05 Tokyo )

 
 環境に配慮した建築のあり方について考える「2005サステナブル建築世界会議東京大会(SB05 Tokyo)(主催=国土交通省/共催=建築研究国際協議会、国際サステナブル建築環境推進機構他)が9月27日〜29日まで、東京都港区の新高輪プリンスホテルで開催され、塩化ビニル管・継手協会が行ったポスター発表「PVC pipe recycling and recycled pipe in Japan 」に対し、「Best Poster Award 」(最優秀ポスター発表賞)が贈られました。
 会議には、世界の80カ国以上から約1,700人が出席。3日間にわり200件以上の口頭論文と500件を超えるポスター発表が行われ、日本からは、塩化ビニル管・継手協会と並んで、樹脂サッシ普及促進委員会も樹脂サッシの省エネ効果をテーマにポスター発表を行っています。

 塩化ビニル管・継手協会の発表は、日本における塩ビ管・継手のリサイクル状況とそのシステム構築の概要などを紹介したもので、500件以上もの発表から見事、最優秀賞に輝いたことは、同協会の活動が世界にも例を見ないマテリアルリサイクルの成功事例として高い評価を受けた結果といえます。
 
 

★出展レポート/Japan Home &Building Show 2005

 
 樹脂サイディング普及促進委員会と樹脂サッシ普及促進委員会は、11月8日〜11日まで東京都有明の東京ビッグサイトで開催された「Japan Home &Build‐ing Show 2005」(主催=(社)日本能率協会)に共同出展。快適で、しかもエコロジカルな住生活を実現する塩ビ建材の多彩な性能を紹介して、来場者の注目を集めました。
 会場では、「実際に見て触れることで製品を理解してもらおう」という狙いから、家屋を模したディスプレイ壁面に樹脂サイディングと樹脂サッシの実物を施工。また、結露実験BOX や遮音体験BOX といった、製品の効果を具体的に確認できる装置を展示したこともあって、来場者は樹脂サイディイングの長寿命性や軽量性、樹脂サッシの省エネ性などを十分に納得した様子でした。