2005年6月 No.53
 
 

★ 『塩ビ製品カタログ』完成。暮らしを支える多彩な塩ビ製品の数々を紹介

 
  社会のさまざまなシーンで活躍する塩ビ製品の数々をまとめたパンフレット『塩ビ製品カタログ』が完成しました(塩化ビニル環境対策協議会/塩ビ工業・環境協会発行:A4版カラー32頁)。
 取り上げているのは、上下水道用パイプや窓枠、サイディングといった建材から、農業用フィルム、家具・ハンドバッグなどの各種レザー製品、さらには話題の塩ビブックや塩ビ鳥居まで、約100点。軟質、硬質の主な製品はほぼ網羅されており、鮮明なカラー写真と簡単なコメントでそれぞれの特長を分かりやすく説明しています。
 これ一冊あれば、塩ビが私たちの日常生活といかに深く関わっているか、その多彩な用途とレパートリーはまさに一目瞭然。巻末には、塩ビ製品の作り方や各製品ごとの問合先(製造メーカー、業界団体)を紹介した便利な情報ガイドも。『塩ビ製品カタログ』のご請求は、塩ビ工業・環境協会(VEC)のホームページ(http://www.vec.gr.jp)で受け付けています。
 
 

★慶大『三田評論』リサイクル特集号の座談会。VEC・木下部会長が参加

 
 〈リサイクル社会の展望〉を特集した慶應大学発行の総合雑誌『三田評論』(編集・制作/慶應義塾大学出版会)5月号に、興味深い座談会が掲載されました。
 テーマは「ゴミとリサイクル」。国連大学の安井至副学長、JFEエンジニアリング(株)の中村直技術総括部長、そしてVECの木下清隆広報・渉外部会長の3氏が、慶応大学理工学部の川口修教授を司会に、ゴミ問題とリサイクルのあり方について語り合ったもので、京都議定書の発効直後という点でも時宜を得た内容。プラスチックのリサイクルやサーマルリサイクルについて論じた場面では、「プラスチックは別途分別して、プラスチックフューエルとして成り立つようにすべき」(安井副学長)「発電効率を上げる努力をしてサーマルリサイクルをもっと活用したほうがいい」(川口教授)など、具体的な提言が示されているほか、塩ビについても「塩ビは省エネ型のプラスチック。これからの社会にますます必要になっていく」(木下部会長)と、議定書の実現に向けて塩ビの重要性が指摘されています。
 
 

★出展レポート/「第3回三重の21世紀リーディング産業展」にVECが出展

 
 塩ビ工業・環境協会(VEC)は5月20日、21日の2日間、三重県の四日市ドームで開催された「第3回三重の21世紀リーディング産業展」(三重県・産業展実行委員会)に出展しました。今年は、環境をビジネスへ展開することを目的に出展者総数198者(284ブース)という盛況な展示会となりました。
 VECは、塩ビ製エコ商品として、「塩ビ製住宅用窓枠」、「塩ビ製住宅用外装材」及び「リサイクル塩ビ製品事例」を展示し、長寿命と省エネで暮らしを支える素材「塩ビ!」を、アピールしました。
 詳細は、「三重の21世紀リーディング産業展」のホームページをご覧下さい。
http://www.pref.mie.jp/sangyos/moyooshi