2004年12月 No.51
 
 

★ 出展レポート
 (1)ジャパンホーム&ビルディングショー2004

   樹脂サッシ、樹脂サイディングの展示が大きな話題に
 
  住まい、建築に関する新製品や新技術を一堂に集めた第26回「ジャパンホーム&ビルディングショー2004」(主催=(社)日本住宅設備システム協会/(社)日本能率協会)が11月16日〜19日まで、東京・有明の国際展示場で開催されました。従来のジャパンホームショーを拡大リニューアルしたもので、参加は約600社。塩ビ業界からは、樹脂サイディング普及促進委員会と樹脂サッシ普及促進委員会が共同出展し、モデルハウスや結露防止体験装置のディスプレイなど、アイデア満載の展示企画で来場者の注目を集めました。

 
 

 (2)びわ湖環境ビジネスメッセ2004

 
 滋賀経済産業協会、滋賀県などが主催した「びわ湖環境ビジネスメッセ2004」が、11月20日〜22日の3日間、滋賀県長浜市の長浜ドームで開催されました。同展は今回が7回目で、過去最高の253企業・団体が出展して環境関係の幅広い技術及び製品を展示。台風23号の影響も残る中、期間中3万6,000人を超える来場者が訪れるなど盛況を呈しました。
 塩ビ工業・環境協会(VEC)は、樹脂サッシ、樹脂サイディングとリサイクル塩ビ製品事例を展示し、長寿命と省エネで暮らしを支える素材「塩ビ!」をアピール。中でも、昨今の課題である地球温暖化問題でCO2削減に寄与する「樹脂サッシ」には、来場者の注目が集まっていました。詳細は、滋賀県のホームページ(http://www.pref.shiga.jp/event/messe/)をご覧下さい。

 
 

★日本LCA学会が設立。LCAの手法開発など目的に

 
 ライフサイクルの考えに基づいた評価手法の開発やその適用に関する調査研究などを目的とする日本LCA学会(会長=山本良一東大教授)の設立総会が10月26日、茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催されました。塩化ビニル環境対策協議会も学会への協力、支援に取り組んでいく方針です。