1999年9月 No.30
 
 

★ 「下水道展,99東京」に出展(塩化ビニル管・継手協会)

 
  下水道や汚泥処理などの最新技術を紹介する「下水道展,99東京」(主催=社団法人日本下水道協会/後援=建設省、厚生省、通産省、環境庁ほか/協賛=下水道関係69団体)が、7月27日〜30日の4日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催され、塩化ビニル管・継手協会も、再生塩ビ管の展示などを行って、最近のリサイクル活動の成果をアピールしました。
  今回の「下水道展」には計380社(団体)が出展したほか、来場者数もおよそ10万2,000人に達するなど、イベントへの注目は最大規模。塩化ビニル管・継手協会では、昨年からスタートした塩ビ管・継手のリサイクル事業を紹介するパネルなども掲げて事業に対する一般の理解を求めましたが、中にはリサイクル量などについて具体的な説明を求める熱心な来場者も多く、応対に当たった協会関係者も4日間の出展に確実な手ごたえを感じた様子でした。
 

★『'99廃棄物処理展 大阪』に出展(VEC)

 
  塩ビ工業・環境協会(VEC)は、9月1日〜4日まで大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された「'99廃棄物処理展 大阪」(主催=株式会社日報/後援=厚生省、通産省、環境庁ほか)に出展し、塩ビ業界のリサイクル・環境活動を紹介しました。
  同展は、5月の東京に続く廃棄物処理展の関西編。今回は"環境保全と再資源化"をメインテーマに計177社が自慢の廃棄物処理やリサイクルの最新技術を出展しましたが、VECの展示ブースでも、使用済み塩ビ製品で作った様々なリサイクル製品をはじめ、塩ビの高炉原料化やセメント原燃料化、さらには塩ビ管・継手のリサイクル事業などに関するパネルを展示して、塩ビ業界の環境活動を紹介。期間中、入場者数もおよそ5万3,000人に達し、盛況であり、その多くの方々がVECのブースに立ち寄られ、塩ビのリサイクルに対する来場者の関心の高さを印象づけました。
 

★ 本誌別冊『リサイクル問題を考える』発刊

 

  本誌の連載企画《リサイクルの現場から》が、別冊『リサイクル問題を考える』として、一冊にまとめられました。《リサイクルの現場から》は、塩ビのリサイクルに関する様々な活動事例や技術情報をPRするコーナーとして平成5年6月号(No.5)からスタート。以後、本号までに26回の連載を重ねて、多くの読者から好評を博してきました。
  別冊『リサイクル問題を考える』は、これまでに取り上げた全国各地の37事例を、マテリアルリサイクル、フィードストックリサイクルなどテーマ別に再編集したもので、一読すれば、塩ビのリサイクルに取り組む最前線の動きや技術開発の動向を容易に知ることができます。ご希望の方は、塩化ビニル環境対策協議会事務局までファックス(03−3506−5487)でご連絡ください。