1999年6月 No.29
 

 当協議会「平成11年度事業計画」の概要

  新たに農ビ、壁紙、平板のリサイクルモデル事業も

    当協議会の平成11年度事業計画が決まりました。今年度は高濃度塩ビ廃棄物の高炉原料化に関する技術開発などの継続事業に加えて、新規事業も目白押し。MR委員会の中に設けられていたパイプ、ボトル、卵パックの各ワーキンググループ(WG)に加えて、農ビ、壁紙、平板の3WGを新設。マテリアルリサイクルモデル事業もスタートします。  

 

1.マテリアルリサイクル事業

(1) 農ビリサイクル事業
  使用済み農ビの用途拡大対策および使用済み農ビを原料とした再生品の開発と普及
(2) 壁紙リサイクル事業
  塩ビ壁紙の製造工程で発生するロス廃材を利用したコンクリートボードの開発
(3) 平板リサイクル事業
  平板の端材発生状況に関する実態調査および混合端材の特性調査
(4) 塩ビ管残材リサイクル事業
  廃塩ビパイプのリサイクルの推進

 

2.調査事業

・塩ビ製品のプロダクトライフサイクル調査
 

 

3.広報事業

  1. 『PVCニュース』の発行(年4回)
  2. 有識者などによる講演会の開催
  3. ホームページ(アドレス=http://www.pvc.or.jp)による活動の紹介

 

4.特別対策事業

 ・高濃度塩ビ廃棄物の高炉原料化および塩化水素回収に関する実用技術の開発