1997年6月 No.21
 
 

● 塩ビ『自然となかよしアートコンテスト』の作品(貼り絵)募集

 
  当協議会では、この度の名称変更を記念して、塩ビ『自然となかよしアートコンテスト』を開催します。自然をテーマに、塩ビのフィルムを使って描く貼り絵のコンテストで、募集対象は首都圏の小学生。入賞者には東京ディズニーランド&第一ホテル東京ベイの家族ご招待券(最優秀作品賞)など楽しい賞品が贈られます。募集要領は次のとおりです。奮ってご応募ください。
  応募資格 ・小学生低学年の部/小学校1〜3年生 ・高学年の部/小学校4〜6年生。
  テ ー マ 自然となかよし(「こんな自然が大好き」「こんな自然と遊びたい」など、自然とのふれあいを自由に描いたもの)
  応募点数 1人1点(未発表の作品に限ります)
  募集期間 ・参加募集/平成9年6月14日〜7月20日 ・作品募集/平成9年7月10日〜8月15日
  ※参加希望者はハガキに住所、氏名、年齢を明記して下記事務局まで応募してください。応募者の中から先着200名に作品製作用キットをお届けします。
  送 り 先 〒104 東京都中央区築地5−3−3 浜離宮ビル4F(株)朝日広告社内
        塩ビ『自然となかよしアートコンテスト』事務局 作品募集係
        03−3542−9321
  審 査 員 俳優・放送作家の高見映氏、日本大学芸術学部教授の有地好登氏、協議会代表1名の計3名
  入選発表 平成9年8月下旬、朝日小学生新聞紙上にて/平成9年9月初旬、公募系各雑誌にて
  各  賞 最優秀作品賞(各部門1名‥計2名)、優秀作品賞(各部門3名‥計6名)、佳作(各部門6名‥計12名)、参加賞(応募者全員)。
   そ の 他 表彰式、入選作品の展示会等の詳細については、上記事務局までお問い合わせください(受付時間は月曜日〜金曜日の9時30分〜5時30分)。
 

● 大阪市でも事業成果報告会(4月23日)

 
  当協議会の調査・研究活動の成果を発表する事業成果報告会が、先の東京(2月)に続き、4月23日、大阪市の大阪府中小企業文化会館で開催されました。参加者は塩ビ加工メーカーを中心に樹脂メーカー関係者など約80名。報告会では、大洋塩ビ(株)品質保証室の佐々木慎介室長(塩ビ製品のLCAについて)、三菱化学(株)樹脂カンパニー企画管理部の新居宏美次長(ごみ焼却に伴う塩化水素ガス発生について)、鐘淵化学工業(株)プラスチック再資源化推進室の野澤孝司主任(脱塩化水素技術について)の3氏が講演したほか、参加者との間で質疑応答などが行われました。
 

● 静電分離装置の記者発表会開く(6月2日)

 
  当協議会の塩ビボトルリサイクル・ワーキンググループが開発した、塩ビとPETの混合フレークを99.99%の高精度で分離する静電分離装置の記者説明会が、6月2日午前10時30分から、塩化ビニル工業協会の広報部会(竹内進部会長)により、千代田区内幸町の同工業協会会議室で開催されました。
  最近はNHK総合テレビの朝のニュース番組「おはよう日本」の中でも取り上げられるなど(5月30日「なるほどサイエンス」のコーナー)、報道関係からの注目が高まりつつある静電分離装置ですが、今回の発表は装置の実証実験開始に際して、開発の目的、装置の技術的な特徴などを改めて報道関係者に説明したもので、当協議会からは担当者らが出席して、およそ1時間にわたり質疑応答が交わされました。なお、6月17日午後1時30分から、設置先の大阪府摂津市の鐘淵化学大阪工場内において報道関係者を対象とした静電分離装置の現地見学会が開催される予定。
 

● 最近の新聞報道から(平成9年3月〜5月)

 
  • 日本環境発電の廃プラRDF発電プラントが8月にも着工の予定に。ダイオキシン、排ガスの塩化 水素除去技術も確立(産経新聞3月23日)
  • 石川島播磨重工業が塩ビも含む都市ごみ系廃プラの油化プラント開発に着手。独自技術で塩化水素 を効率よく除去。10月をめどに実証プラント建設へ(日経産業新聞4月10日)
  • 東北電力が三菱重工業と共同で超臨界水による廃プラ油化技術を実用化へ。超臨界水を触媒に2〜 3分で廃プラの80%以上を分解。近く実証試験に着手(河北新報4月19日)